【ブログ】クラシックとモダン。極上のオーバードライブHoney Bee ODとSilver Bee ODはどう違う?

【ブログ】クラシックとモダン。極上のオーバードライブHoney Bee ODとSilver Bee ODはどう違う?

BJFEの伝説。現在のアンプライクなペダルに通じる、アンプライクオーバードライブの先駆け。20年前に発売された極上オーバードライブ、それがHoney Bee ODです。

甘いはちみつようなトーンと言われたそのサウンドは、クラシックロックトーンを作るアメリカンコンボアンプ、Suproアンプのサウンドにインスパイアされて開発されました。

まだアンプライクといった言葉も無い時代です。アンプサウンドをペダルで再現するような文化もありません。今の方程式から、HBODはスプロ系と一言で言われることがありますが、実際に使うと単にそれだけのものではないことが分かります。

むしろそこまでスプロアンプ然とはしておらず、60~70年代のロックサウンドを詰め込んだペダルという方が正しい表現かもしれません。

クラシックロックというと今のギターサウンドとは全く違うように思いますが、ギターそのものの構造が変わっていない以上、その構造から放たれる、人が聞いて美しいと思うサウンドの傾向は数十年程度で変わるものではありません。

つまり、HBODはクラシックロックだけでなく、今の楽曲にも積極的に取り入れてお使いいただける、これは言うまでもないことかと思います。

シンプルな3ノブにトグルスイッチを搭載。このスイッチは、今も作られているBJFEの現代のHBODと、発売当初のHBODのサウンドを切り替えるスイッチです。

One Controlバージョン発売後、BJF本人もこのスイッチを気に入り、本家にもRetroスイッチとして逆輸入されました。

特にローエンドの出方が変わります。アンプライクなオーバードライブなどまだ存在しなかった時代、アンプのローエンドを作ることのできるペダルは希少でした。初期のHBODはしっかりとしたローエンドを持ちます。

一方、現代のHBODは全体的なバランスが向上し、よりきれいなサウンドになっています。ギターに求められる解像度が上がり、またベースとのアンサンブルでローエンドをあえてカットするギタリストが増えたこともあるのかもしれません。どちらも間違いなくHBODのサウンドですが、時代により小さな違いがあって、それを切り替えるスイッチを自分で開発してしまう、BJFの発想力には毎回驚かされます。

Silver Bee ODは、HBODのバリエーションです。実際に並べて音を出すと、その歪みの作られ方や特性、レスポンスがよく似ていることが分かります。

しかし、一聴して感じる印象が真逆です。HBODはクラシカル、そしてSBODはモダンです。伸びやかなリードとおしゃれなカッティング、という印象の違いに近いかもしれません。

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2バンドEQで、音色のコントロール性を高めました。全体的にブライトになり、若干スプロからフェンダーに寄ったようなトーンも特徴。

あえて例えるなら、初期HBODが15インチスピーカーのスプロだとして、SBODは12インチ2発のフェンダーのスピーカーをCelestionに替えたようなトーンです。

特に音量を上げたときの迫力と美しさはSBODです。

同じ回路から始まり、似た特性なのに全く違う印象に感じる2つのペダル。お好みの1台を選んでみてください。

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