【ブログ】古くから続く発振ファズの系譜、その最先端。Industrialectric INCINERATORレビュー!

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独創的、個性的なサウンドとアーティスティックな風合いを持つペダルが美しい、Industrialectricの新製品、それがINCINERATORです。

焼却炉という名付けられたこのペダルは、渦巻く炎を描いた水彩画のようなフィニッシュに覆われた、デュアルチャンネル発振+ファズペダル。

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一見しただけではよくわからないノブやスイッチが並んでいるのもこのペダルのポイント。

構造が分かれば、それぞれの意味がわかってきます。このペダルは内部にファズとオシレーターが入っています。ファズ+オシレーターを1つのまとまりとして、それが2系統、直列に接続されています。

2つのフットスイッチでそれぞれおnチャンネルを個別にON/OFF可能。同時に使うこともできます。OUTPUT1とOUTPUT2がそれぞれのチャンネルのアウトプットボリュームやファズのゲインを、OSCILLATOR RANGE1と2で各チャンネルのオシレーターの音を調整する、というのが基本操作です。

フットスイッチは右がチャンネル1なのにOSCILLATOR RANGEノブは左がチャンネル1という絶妙な配置に製作者の狂気と遊び心を感じます。

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左上にまとめられた5つのスイッチも重要。これで音や音質、音量が大きく変わります。

5つのスイッチは、上の段の中央と右の2つがチャンネル2に、他のスイッチがチャンネル1に影響します。

NPN/PNP1を切り替えると、チャンネル1を発振メインにするかファズメインにするかを切り替えるように使えます。ファズメインにすると音量も爆上がりしますのでご注意を。

NPN/PNP2やOSCILLATOR1スイッチを切り替えたり、OSCILLATOR RANGE1ノブはもちろん、INPUTやVOLTAGEなどのペダルのノブ、さらにはギターのノブやピックアップセレクターでも発振のピッチや音色が自由に変わります。接続するギターによっても音は違いますし、間にエフェクトを入れたりしてもまた違った効果に。想像力、いえ、「創造力」が試されます。

チャンネル1をファズ的に使って、チャンネル2でオシレーターを強く押し出すセッティングもまた面白い結果となります。チャンネル2はOSCILLATOR2やOSCILLATOR MODE2スイッチでサウンドが大きく変わります。

各スイッチは音が明確に変わることもあれば、スイッチの組み合わせ、ノブの設定によっては全く音が変わらないことすらあります。

それでも、接続するギターやノブの設定、スイッチの組み合わせによって生み出されるサウンドは再現性がありますので、毎回何が出るのか分からないようなランダム性はありません。

太く、重たいファズサウンドに、ミッド付近に重心を持つ重厚な発振が絡まるサウンドは、かつての”発振ファズ”の系譜を感じることができ、またこの操作性と風合いは、現代の最先端シーンを感じることができます。

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