【ブログ】“EP”ブーストサウンドを極めしペダル。Catalinbread Epoch Pre!

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テープエコーを代表するユニットとして知られる、Maestro エコープレックス。その第3世代、トランジスタを使用して作られた“EP-3”は、エコーとしてはもちろん、プリアンプとして使われることの方が多かったのではないでしょうか。

もともと、エコーとして「要所」で使用されることも多数あり、そのサウンドも美しいことで知られています。ただ、エコーをOFFにしていても、ユニットとしてシステムに接続されているため、常にプリアンプを通ることになります。そのため、エコーは使っていなくてもプリアンプは使っている、ということがあり、EP-3をシステムに組み込んでいるギタリストは、特別なルーティングを組んでいない限り、確実にプリアンプを使用していました。

特に90年代までのギターサウンドには、EP-3のプリアンプを通った音が多くあります。その音色はギターを絶妙に前に出し、気持ち良い音としてよく知られています。

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エコープレックス、EP-3は、実は初期と後期で音が違っています。これまで、“EP-3”ブースターは多数作られていますが、そこまで着目したペダルがあったでしょうか。

オリジナルEP-3の最初の400台には、違ったプリアンプボイシングが施されていました。その後に作られた後期型のモデルが、あの有名な“EP-3”サウンドとなったのです。
Epoch Preでは、初期型と後期型、両方のサウンドを切り替えて使うことができます。
初期型のボイシングは低域がタイトでアッパーミドルレンジが強調されたトーンでした。これは例えば強めに歪ませたブリティッシュアンプをエンハンスするのにも最適なトーンでした。
後期型のボイシングはよりビッグでルーズな低域とフラットな周波数レスポンスになりました。これは暖かでクリーミーなトーンを作りました。
EARLY/LATERスイッチは、インプット、アウトプット、バイパスキャパシタを切り替えることでこのサウンドを実現しています。

Catalinbread Epoch Preが究極のEP-3ブースターなのは、そこまで再現しているこだわりの高さからです。

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22Vで駆動するオリジナル回路と同様、内部で22Vに昇圧。JFETプリアンプ回路はもちろん、“本物”のエコー機能が動作したときの回路負荷までを再現。ブースト部はオリジナルモデルのマスターフェーダーと同様に機能し、全体の音量をブーストできます。 BIASコントロールは、ペダルのゲインコントロールです。最小設定ではユニティゲイン付近で、オリジナル“EP-3”と同等の動作をします。そう、EP-3はブースターではなく、エコーです。できる限り入力信号そのままに出力できるよう設計されていましたが、それでもプリアンプを通すことで音が変わってしまいました。その音がプレイヤーから愛されたことが、今の“EP-3”プリアンプの人気につながるのです。
BIASノブを上げると、より高いゲインを作ることができます。Epoch Preは高いヘッドルームで、音を強く歪ませることなく、ビッグなサウンドを作ることもできます。

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Epoch Preは様々な接続で使うことができますが、もともとはオリジナルモデル同様、シグナルチェーンの最後に設置することを念頭に設計されています。ブースターとしてだけでなく、マスターフェーダーのように使うこともできます。ペダルボード全体のサウンドを広げ、ラウドにすることができます。ミックスでも埋もれないサウンドを作るためにも有効です。

オリジナルEP-3は、エコーとしてだけでなく、エンハンサーやライブパフォーマンスツールとして使われました。Epoch Preは特に、そのエンハンサーの部分に特化しています。
Epoch PreのボリュームコントロールはEP-3のミキサー回路です。この回路のアウトプットインピーダンスは比較的高めで、オリジナルモデルの暖かなトーンの要因の1つです。しかし、ボードからアンプまでに案外ケーブルを通すと、プリアンプだけのシグナルでは十分な強さが得られないことがあります。そのためバッファを搭載しました。バッファをアクティブにすることでペダルボード全体のアウトプットインピーダンスが下がり、ケーブルに左右されることもなくなります。
当時、オリジナルEP-3はアンプの上に置かれることが多く、アンプまでのケーブルが短かったため問題になりませんでしたが、ペダルボード上に設置するとバッファを使用する方が好ましい結果になることもあることが分かりました。
Epoch PreのバッファはBYPASSにかかわらず常時ONとなるため、プリアンプを使わない場合にも有効です。とはいえ、一度Epoch PreをONにしてしまえば、OFFにする気はなくなるかもしれませんが。え?本気ですよ。
Epoch Preはエンハンサーやブーストとしてだけでなく、ペダルボード全体の音量を下げることもできます。音色を失うことなく音量を下げられるので、深夜の演奏や、あまりにも歪みやすいアンプと組み合わせる際などに有効です。

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