【ブログ】これが王者の音!Eventide H9のサウンド集! -Space/PitchFactor編-

【ブログ】これが王者の音!Eventide H9のサウンド集! -Space/PitchFactor編-

空間系エフェクトをまとめたコンパクトペダル、その究極の位置にあるEventide H9シリーズ。

そのH9シリーズで選ぶことのできるアルゴリズム(モデルにより収録されているアルゴリズムは異なります。アルゴリズムを追加することもできます。)をまとめます。

多彩なアルゴリズムが収録されているため、何度かに分けてご案内します。

今回はEventide SpaceとPitchFactorからH9へとやってきたアルゴリズムの中から、特に人気のアルゴリズムや特徴的なトーンを持つ者をお聞きいただきましょう。

Eventide H9 / SPACE アルゴリズム

Eventide Space収録アルゴリズム

●Hall
Hallアルゴリズムは、コンサートホールのような広い閉じた空間の反響をシミュレートします。Hallは3バンドクロスオーバーリバーブネットワークによるフレキシブルなコントロールを実現しています。3つのリバーブはそれぞれ独立したLevelコントロール、そしてHighとLowバンドのリバーブには独立したDecayコントロールがあります。これらを駆使することで、美しいホールリバーブから、さらに現実空間では起こりえないような幻想的な響きを作ることもできます。

●Room
Roomアルゴリズムはスタジオルームなど現実に存在する部屋の残響をシミュレートします。ボーカルブースから小さなホールクラスの空間までを再現します。多彩なパラメータにより、リバーブのアーリーリフレクション(初期の反響)やレイトリバーブ(後期の反響)、EQなどを詳細に設定できます。Roomは現実世界の残響をシミュレートするような使い方だけでなく、ほとんど気づかれないレベルで音を少し太くすることで音を前に出すような効果を作ることもできます。

●Plate
Plateアルゴリズムは初期のアナログメカニカルリバーブユニット、プレートリバーブを再現しています。
このアルゴリズムはロングリバーブセッティングでも原音を邪魔すること無く、自然な残響を付加します。LO-DMPとHI-DMPを使用して、トーン全体をコントロールし、様々な音色のバリエーションを作ります。

●Spring
Springアルゴリズムは、ギターアンプに搭載されるリバーブエフェクトとして有名なスプリングリバーブサウンドをシミュレートします。
実際に存在するスプリングタンクでは設定することのできないようなパラメータをコントロールすることもできます。
これらのパラメータで、Springアルゴリズムは全く新しいサウンドを作ることもできます。特にTNSIONとNUMSPRコントロールを使うと、リバーブの“スプリングらしさ”を調整することができます。さらにチューブアンプスタイルのトレモロエフェクトをリバーブインプット前に設定することも出来、往年のアンプに搭載されたエフェクトがこのアルゴリズムだけで甦ります。

●DualVerb
DualVerbアルゴリズムは、2種類のハイクオリティスタジオリバーブ(AとB)を組み合わせ、それぞれ個別にDecay、Pre-DelayとEQコントロールを搭載しています。2つのリバーブをミックスすることでリッチで立体的なステレオリバーブを作ることができます。2つのリバーブを組み合わせても不自然にはならず、スムースなサウンドです。

●Reverse Reverb
?かすでんなはれこ ←
ディレイとフィードバックで作る、真のリバースリバーブです。SIZEとFEEDBKパラメータを最小に設定するとテンポに直接同期できるリバースリバーブエフェクトとなります。SIZEパラメータでもう1つのリバーブを設定することができ、FEEDBKを高く設定すると
異世界のような幻想的な音を作ることができます。

●ModEchoVerb
ModEchoVerbはEventide H8000でも人気のリバーブストラクチャー、“Echo Space of God”や“Glorious Flange Canyon”をベースにしたアルゴリズムです。無限に伸びるリバーブと無限にフィードバックするディレイを組み合わせ、モジュレーションを合わせました。
モジュレーションにはH3000タイプのSwept Verb、フランジャー、コーラスを設定できます。ModEchoVerbはスタンドアロンのリバーブ、ディレイ、コーラスやフランジャーなどを組み合わせて使うよりも扱いやすく作られています。

●BlackHole
HallやRoomより大きく、BlackHoleアルゴリズムはEventide H8000のCathedralタイプのリバーブエフェクトです。宇宙から異世界辺りで聞くことの出来る音をイメージしています。Spaceに収録されたBlackHoleアルゴリズムは2つのディケイモード(FowardとInverse)を搭載しています。さらにフィードバックはリバーブのサイズを“巨大”から”無限”へとコントロールすることができます。SIZEとGRVITYだけでもエピックなサウンドですが、PREDLYとFEEDBKを組み合わせればアルゴリズムが次のレベルへ到達します。

●MangledVerb
Spaceアルゴリズムは様々な美しいサウンドを作ることが出来ます。しかし宇宙(スペース)には美しいだけでなく、カオスで暴力的な場所もたくさんあります。そんな場所をイメージして、Eventide EclipseからMangledVerbアルゴリズムを移植しました。
変わったステレオリバーブの後にディストーションを通すエフェクトで、チェロの弦を弓でこするようなサウンドから怒り狂った野獣の檻のようなサウンドまで設定できます。OUTPUTとODRIVeは丁寧に設定してください。そしてSIZEを小さく、DECAYを短く設定してみると、また驚きのサウンドが生み出されます。

●TremoloVerb
TremoloVerbは非常に美しい、惑星サイズのリバーブにアグレッシブなトレモロエフェクトを組み合わせたアルゴリズムです。Sine、Triangle、Peak、Ramp、Squareの波形を選択でき、リズミックなアンビエンスを作ります。さらにRandom、Sample/Holdで大気を激しく振動させ、EnvelopeやADSRでは自分のプレイで、EXPPDLではエクスプレッションペダルでリバーブをコントロールできます。

●DynaVerb
DynaVerbはEventide EclipseのリバーブとEventide OmnipressorRを組み合わせた、柔軟なダイナミクスを持つリバーブです。Omnipressorはゲート、エキスパンダー、コンプレッサー、リミッター、そしてOmnipressor ならではの“Dynamic Reversal”の全てをかけることができます。 Dynamic Reversalは小音量は大きく、大音量は小さくして出力するエフェクトです。DybaVerbではOmnipressorを使用してリバーブのアウトプットをダイナミックにコントロール可能。インプットシグナルを最大に、リバーブアウトプットをカオスにしてそれらをミックスするようなことも出来ます。さらにDynaVerbはDECAYパラメータを0にすることでスタンドアロンのOmnipressorとして使うこともできます。

●Shimmer
本物の天国を見たことはありませんが、このエフェクトならギターサウンドから天使の声を聴くことが出来るかもしれません。PICH-AとPICH-Bを1200cに、DELAYを最小に、他は最大に設定してみてください。天にも昇る心地とはこのことではないでしょうか。
 

Eventide H9 / PitchFactor アルゴリズム

Eventide PitchFactor収録アルゴリズム

●Diatonic
Diatonicはインプットシグナルに、キーやスケールで設定したハーモニックインターバルのピッチシフトをかけます。
PitchFactorのDiatonicエフェクトは2つの独立したピッチシフト(Pitch AとPitch B)を組み合わせることもできます。
Pitch AとBには、それぞれ独立したディレイとフィードバックを設定できます。そして、プレイした音程と、設定したキーやスケールに合わせて自動的に調整されたピッチシフトを組み合わせることができます。PICH-A/PICH-Bパラメータで、2つのピッチシフトに設定するピッチインターバルを個別に設定できます。さらにパラメータを使ってキー、スケール、インターバルを設定します。

また、Learnモードでは自動的にキーを設定することもできます。

※ダイアトニックピッチシフトを再現するため、このエフェクトのピッチトラックアルゴリズムはモノフォニックです。シングルノート、またはオクターブノートで使用することを推奨します。

●Quadravox
QuadravoxはDiatonicエフェクトに似ていますが、Pitch A、Pitch B、Pitch C、Pitch Dの4つのピッチシフトボイスに対応し、それぞれのピッチシフトインターバルを個別に設定することができます。また、それぞれのボイスはOFFに設定することもできます。

※4つのボイス全てをOFFに設定することもできます。その状態でMixコントロールを100%ウェットに設定すると、アウトプットシグナルは出力されません。

●HarModulator/Chromatic Shift
HarModulatorは、2つのクロマチックピッチシフターに幅広く設定のできるモジュレーションエフェクトを組み合わせたエフェクトです。
クロマチックピッチシフターは各ボイスごとにピッチレシオをセミノート(半音刻み/12ステップでオクターブ)ごとに設定できます。
HarModulatorは±3オクターブの6オクターブの範囲で設定できます。

モジュレーション機能の使い方を理解するには、まずPitch AとPitch Bをユニゾンに設定し、2つのDelayコントロールとYnobを最小(ゼロフィードバック)に設定します。そしてDepthコントロールを設定すれば、ピッチモジュレーションの深さが、Speedコントロールを設定すればモジュレーションレートが設定できます。Xnobでモジュレーションシェイプ(波形)を切替えることもできます。

※モジュレーションシェイプにENVELOPEを選択すると、プレイングダイナミクス(演奏の強弱)でモジュレーションを操作することができます。
モジュレーションを理解できたら、さらにピッチシフトとディレイをかけ、このエフェクトならではのサウンドを楽しんで下さい。

●MicroPitch
解像度の高いピッチシフターで、音色を太くし、さらにディレイを加えて変わったスラップバックエフェクトを作ることができます。

●H910/H949
Eventideの伝説的なH910/H949 Harmonizer?エフェクトユニットのサウンドを再現します。H910 Harmonizerは、世界初のリアルタイムプロオーディオピッチチェンジャーで、プロオーディオの世界に“Glitching”という言葉を一般化しました。
そしてH949は世界初の“グリッチレス”ハーモナイザーです。

Diatonicエフェクトのピッチシフターとは違い、フィードバックループ内のシグナルにもピッチシフトがかかり、アルペジエーターのようなリピートを作ることができます。

※オリジナルH910とH949はモノラルイン、ステレオアウトです。シングルピッチシフトをステレオアウトで出力し、左右に個別のディレイを設定することができました。オリジナルモデルのサウンドを高いレベルで再現するには、Pitch AとPitch Bの片方をユニゾン(1.00)に設定します。さらに、H910/H949エフェクトはオリジナルモデルの10倍のディレタイムに設定できます。

●PitchFlex
エクスプレッションペダル、またはFlexスイッチでピッチシフトをコントロールします。
ワーミーペダルのようなサウンドを作ることができます。

●Octaver
オクターバーエフェクトです。通常アナログ技術でインプットオーディオシグナルのピッチを変更し、シグナル全体のトーンをシンセサイザーのように変える効果です。一般的にインプットシグナルよりも下のオクターブを付加することができます。
PitchFactorのOctaverエフェクトは、2つのサブハーモニクスを作ります。入力された音程の1オクターブ下と2オクターブ下の音です。
さらにオクターブファズジェネレーターを追加し、サブハーモニクスにはフィルターをかけることができます。フィルターはインプットオーディオレベルに応じてモジュレートします。

Octaverエフェクトはステレオエフェクトよりもパラレル(デュアルモノ)に適しています。

●Crystals
Crystalsエフェクトは、クラシックなEventideエフェクトの1つです。2つのリバースピッチチェンジャーに、独立してコントロールできるディレイとフィードバック、そしてリバーブを加えて幻想的な音を作ります。

●HarPeggiator
HarPeggiatorエフェクトは、デュアル16ステップアルペジエーターです。このエフェクトは3つの要素を組み合わせています。
1.デュアル16ステップピッチシフトシーケンサー
2.デュアル16ステップリズムシーケンサー
3.デュアル16ステップエフェクトシーケンサー

HarPeggiatorは、プログラムされたピッチシーケンサー、リズムシーケンサー、エフェクトシーケンサーの中から設定したい音を選んで使用します。そして、それらに多彩でクリエイティブなコントロールを搭載し、自分だけの音を作ることができます。

まずは、例えばPitch Aのみなどの片方のボイスだけで、ピッチシーケンスのみを使用することを推奨します。つまり、リズムとエフェクトシーケンサーはOFFにします。
多くのリズムは全てのシーケンスを使用するわけではないため、この設定は重要です。
例えば16ステップを4つに分けた、クオーターノート(4分音符)のリズムを選択するとします。最初のステップ(音)だけを出力すると、ピッチシーケンスは16ステップの長さになりますが、4つの音しか出せません。つまり、シーケンスの全体像がわかりにくくなります。
また、さらにScale Speedコントロールを使用してステップの適切な長さを調整すれば、ステップごとにクリアなピッチを聴くことが出来るので、シーケンス全体を把握しやすくなります。

●Synthonizer
Synthonizerは、プレイングのインプットシグナルと同じピッチで、シンセサイズした音を作って出力します。ボイスAはアディティブシンセサイザーで、オルガンやテルミンスタイルのサウンドを、ボイスBはサブトラクティブシンセサイザーで、クラシックなアナログシンセスタイルのサウンドを作ります。

このように、凄まじいトーンを作るアルゴリズムを多数選択でいるのがH9シリーズです!

 

【ブログ】新ブランド取扱開始決定!Cusack Music!

【ブログ】新ブランド取扱開始決定!Cusack Music!

【ブログ】One Controlペダルボード充実キャンペーン開催中!スイッチャーやMinimalシリーズに自作ケーブルキットがもらえます!

【ブログ】One Controlペダルボード充実キャンペーン開催中!スイッチャーやMinimalシリーズに自作ケーブルキットがもらえます!