2014年

10月

25日

国産マフ系ファズ、ナローケースのOD-801を再現!Black Cat OD-801


かつて世界を席巻した多くの国産ファズペダル。

珠玉の名機が並ぶ中、その中の1つとして、特にヴィンテージ市場でも評価の高いMaxon D&S OD-801。そのナローケーススタイルのサウンドを再現するのが、Black Cat OD-801です!


1993年、テキサスでフレッド・ボンテ氏によって設立されたBlack Catは、ハンドビルトのエフェクターがまだ少なかった時代に、先駆者としてエフェクターに対するプレイヤーの認識を一変させ、エフェクターの可能性を大きく広げました。

しかし2007年、フレッド氏が大手カスタムメーカーに移籍することになり、残念ながらBlack Catは一旦そのブランドに幕を閉じ、同時にBlack Catのエフェクターは入手困難な状況になってしまいます。

そして2009年、全米有数のギターエフェクトのエキスパート、トム・ヒュージ氏の手により、Black Catが復活しました。

初代Black Catが残したサウンドデザインを継承しながら、基板やコンポーネンツを見直すことでより進化させ、また外観デザインが一新されています。

しかしながら、配線や組み込みをアメリカにて手作業で行うという製作手法は一切変わっていません。

新生Black Catによって、伝説は甦り、そして大きく前進したのです。


Black Cat OD-801は、Black Cat Custom Shopが放つ、美しいファズペダルです。

1974年、日本にて、とあるファズペダルが発売されます。Big Muffの回路、特に第2期、ラムズヘッドを元にして作られたそのファズペダルは、後にグリーンの筐体にキャラメルスイッチという特徴的なデザインとなります。

そして、後に世界で最も後世に影響を与えたペダルを生む、伝説のOD型番の最初のモデルとして発売されました。

Black Catでは、オリジナルモデルの偉大な音色に敬意を表し、OD-801という呼び名をこのペダルに付けることにしました。

色褪せたグリーンカラーは、このペダルの歴史を物語っています。

通常、Big Muffタイプのペダルでは、トーンを絞ると非常にもこもことした音になってしまいます。ところがOD-801では、オリジナルモデルと同様にデザインされた、グランドに対し多少ダンプするトーン回路により、トーンを絞っても音がはっきりとしており、適度に暖かく、適度に鋭さの残るサウンドを作ります。

この高い汎用性のトーンコントロールにより、OD-801は非常に扱いやすいペダルとなりました。


トーン回路だけではなく、オリジナルペダルのクオリティが非常に高かったため、現在の基準で考えてみても、エフェクターとして直すべきところはほとんど見つかりませんでした。

そこでBlack Catでは、出来る限り忠実に、オリジナルモデルの音色をよみがえらせるよう設計しました。内部のコンポーネンツも、オリジナルモデルと出来る限り同じように制作しています。

メタルフィルム抵抗、メタルフィルムキャパシタ、ニチコンエ電解キャパシタ。そしてオリジナルと同じToshiba製2SC1815-BLトランジスタに至るまで、当時のコンポーネンツを集めました。

1974年に生まれた伝説の音色を是非、ご堪能ください。

Black Cat OD-801はオリジナルモデル同様、Muffスタイルのサウンドだけでなく、多彩なディストーション~ファズサウンドを1台で作ることができます。

●コントロール

・Distortion:ゲインを調整します。ミディアムゲインのオーバードライブからディストーション、さらにフルボディのファズまで、幅広いゲインコントロールが可能です。

・Tone:トーンを調整します。左に回せばハイがカットされ、ローの強い音色となります。右に回せばハイが強く、分厚い倍音成分とハイミッドの強い音色となります。

・Volume:音量を調整します。

●特徴

・グラスエポクシ 両面基板を採用

・3PDTトゥルーバイパススイッチ/スイッチクラフトジャック

・2.1mm センターマイナスのスタンダードなDC9V Inputを搭載

・電池駆動も可能

・アメリカでハンドワイヤードにより制作