2012年

12月

07日

ギターのブリッジ、ストップテイルピースを交換。ABMとギブソン純正のパーツを比べてみました!

 

ギブソンのロボットギター(レスポール)のブリッジおよびストップテイルピースを交換してみました!

 

ドイツのパーツブランド「ABM」のT.O.Mブリッジとストップテイルピース、そしてそれぞれを固定するためのスタッド、アンカーを使用します。

 

折角なので各パーツを比較しながら作業してみたいと思います!

下の写真はブリッジ、テイルピースおよびそれぞれのスタッド、アンカーを取り外したところです。

ロボットギターならではの景観です。

 

まずはストップテイルピース用のアンカーを比較してみます。

左:ABM  右:ギブソン純正

 

ABMが端から端まで同じ太さなのに対し、純正の方は下側が少し細くなっていました。

 

逆側から。

左:ABM  右:ギブソン純正

 

ABMの方が口の部分が薄く作られています。

また、周囲のギザギザはギブソン純正の方が鋭く尖っていて、ABMの方は若干丸みを帯びた形に作られています。

 

 

内部のねじ切りの様子

左:ABM  右:ギブソン純正

 

どちらも内部はめっき加工がなされていないため、素材の金属を見ることができます。

どちらもブラス(真鍮)製です。

ブラスは銅と亜鉛の合金ですが、それぞれの割合の違いからABMとギブソン純正のもので色味が異なります。

おなじブラス製でもこのような素材の違いにより振動の伝え方も変わってくるのかもしれません。

 

 

次にブリッジ用スタッド、アンカーを比べてみます。

左:ABM  右:ギブソン純正

 

先ほどのテイルピース用アンカーと比べると、両者の違いがはっきりしています。

横から見たときにABMのホイールの方が薄く見えます。

 

 

裏側から。

左手前:ABM  右奥:ギブソン純正

 

ホイールの厚みが違うと思いきや、ギブソンの方はアンカーの形状に合わせて作られています。ギブソンのホイールはアンカーに覆いかぶさるような形でフィットします。

対してABMはアンカー側が少し凹んでいるので、その形状に合うような形になっています。

 

 

ブリッジ用アンカーを比較

左:ABM  右:ギブソン純正

 

それぞれのホイールに合うように、ABMは真中がくぼんだ形に、ギブソンはフラットな形状に作られています。

 

 

反対側から。

左:ABM  右:ギブソン純正

 

ブリッジ用アンカーも、テイルピース用と同じような違いが見られます。

ギブソン純正は周囲のギザギザが粗めで下側はすこし細くなっています。

対してABMはギザギザの目が細かく、端まで同じ太さに作られています。

 

 

本日はパーツの中でも少し地味なスタッド、アンカーについて見てみました。

ブリッジやテイルピースを固定し、ギター本体に直接振動を伝えるの大切な役割を担っているのがスタッド、アンカーです。

 

パーツの素材や形状の違いにより弦の振動の伝わり方が変わるため、結果出てくるギターの音も変わります。

色々なパーツを試しながら自分の好みの楽器に近づけていきましょう!

 

 

 

ABM2500C-L ABR-1タイプブリッジ クローム(インチ規格)

 

ABM3020CA ストップテイルピース クローム(アルミ製) 

(2012.12.7更新)