2012年

10月

09日

ToneShaperストラトキャスターへの組込み その4

 

前回までで、ToneShaperの取付けが完了しました。

今回は作業の手を休めて、ToneShaperの設定方法について見ていきます!

 

前回までの記事はこちら

ToneShaper到着!

ToneShaperストラトキャスターへの組込み その1

ToneShaperストラトキャスターへの組込み その2

ToneShaperストラトキャスターへの組込み その3

 

 

ToneShaperでは、基板上のディップスイッチの設定を変更することで、ピックアップの組み合わせやコントロールの機能、コンデンサの値を好みに合わせて選ぶ事ができます。

 

設定の変更は、ToneShaperに付属のマニュアル図の通りにスイッチを変更するだけで完了します。

 

1.各スイッチの説明

・SW1、SW3

 ピックアップの配線の組み合わせを変更します。

 

 

・SW2、SW4

 トーンポットに接続するコンデンサの値を変更します。SW2は真ん中のトーンポット、SW4はもうひとつのトーンポットに対応します。

 コンデンサの組み合わせにより、それぞれ31通りの値を設定することが可能です。

 

 

・A(VOLUME KIT)

 一般的なストラトキャスターでは、ボリュームを絞ると高音域が減衰します。この減衰を抑えるためにコンデンサを追加する方法がありますが、ToneShaperではスイッチのON/OFFで簡単に切り替えることができます。

 

 

・B、C(コンデンサ)

 Bの位置のコンデンサはSW2の1番から5番に、CのコンデンサはSW4の1番から5番に対応します。

 

 

2.設定図の見方

マニュアルにスイッチの設定図があるので、実際に変更する際は各スイッチの機能を意識しなくてもすぐに変更することができます。

 

設定図の例です。

 

青色の部分をONにして、黒色の部分はOFFに設定します。

 

赤色の部分はボリュームノブのハイパスフィルターのON/OFFの設定です。ONにする場合は両方のスイッチをONに、OFFにする場合は両方をOFFに設定します。

 

最後に、黄色の部分はコンデンサの値の設定です。複数のスイッチを組み合わせて自由にコンデンサの値を設定できます。最低ひとつをONにする必要があります。

 

このように自分の好みの設定図を探して、同じようにスイッチのON/OFFを設定するだけです。

 

 

3.ToneShaperでできること

それでは、ToneShaperで何ができるのか具体的に見ていきたいと思います。

ToneShaperストラトキャスター用では、大きく分けて4種類の設定方法があります。

 

 

1.スタンダード

 ストラトキャスターの一般的な配線方法です。3つのトーンコントロールはVOLUME、TONE 1、TONE 2となっており、それぞれの動作を細かく設定可能です。

 

「スタンダード」設定時のピックアップポジション

 

 

2.ブレンド

 コントロールのひとつをブレンダーとして使うことで、ブリッジ側PUとネック側PUを同時に鳴らしたり、3つのピックアップを同時に使用することができます。ブレンドの割合はコントロールノブで自由に調整可能です。この設定では各ピックアップはパラレル(並列)に接続されます。

 

「ブレンド」設定時のピックアップポジション

 

 

3.シリーズ

 シリーズモードでは、シングルコイル2つをハムバッキングPUのように直列で繋ぐことで力強いサウンドを得ることができます。

 

「シリーズ」設定時のピックアップポジション

 SERIES/PARALLELノブを反時計周りに回しきるとシリーズモード(下図上側)、それ以外の位置ではスタンダードなパラレルモード(下図下側)になります。

 

 

4.SSH

 ToneShaperは、ブリッジ側PUにハムバッキングPUを搭載したSSHモデルにも対応しています。

スタンダードな設定はもちろん、コントロールのひとつをブレンドコントロールとして設定すれば、すべてのピックアップを同時に鳴らすことも可能です。

※今回取り付けを行っているのはこのタイプのギターです。


 

「SSH(スタンダード)」設定時のピックアップポジション

 

「SSH(ブレンド)」設定時のピックアップポジション

 

 

一気に見てきましたが、

 

・ストラトでハムバッキングの音が出したい

・ブリッジ側とネック側ピックアップの音を混ぜたい

・3つのピックアップ全てを同時に使用したい

・コンデンサの値による音の違いを試して見たい

 

など、試したいことに合った設定を探してスイッチを変えるだけなので難しい事は何もありません!

 

 

実際の作業の様子は次回ご紹介したいと思います!

 

 

ToneShaperストラトキャスターへの組込み その5(最終回)へ

 

 

 

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(2012.10.9更新)