2016年

10月

16日

ビッグマフの研究家、Stomp Under Foot。ラムズヘッド、シビルウォー、グリーンロシアンを比べてみます!

ビッグマフを元にしたペダルに徹底的にこだわり続けるStomp Under Foot/a>が、オリジナルヴィンテージモデルを再現する定番モデル3機種。

70年代の“ラムズヘッド”、89~90年ごろの最初期ロシア製モデル“シビルウォー”、そして90年代初期のロシアン“アーミーグリーン”。どれも名ギタリストの足元でその個性を発揮しています。これらのペダルはどう違うのでしょうか。

Stomp Under Foot Ram's Headは伝説の“ラムズヘッド”と呼ばれる70年代に製作されたビッグマフを再現したファズペダルです。
オリジナルのラムズヘッドは、Pink Floydの“The Wall”と関連して語られることも多いペダルですが、スムースなファズサウンドから強く鋭い歪みまでをカバーするオールラウンドなファズペダルとしても知られています。

Stomp Under Foot Ram's Headは高いレベルでバランスされたトーン、明瞭で解像度の高いトーンで、“パーフェクト”なゲインを作ります。

特に、暖かでローエンドが少し持ち上がる、ヴィンテージオリジナルモデルと同じ特性を求めるプレイヤーなら、まさに“あの音”が出るペダルだと感じることでしょう。
オープンなオーバートーンを持ち、音全体が迫り来る“Huge”なトーンが特徴です。

Stomp Under Foot Civil Warは、1991年に作られたロシア製のファズ/ディストーションペダルのサウンドからインスパイアを受け、その音色を探し続けて完成したファズペダルです。
Sovtekの初期に作られたビッグマフは、後に作られるアーミーグリーンやブラック筐体のものとは違った形、デザインとなっており、この時代のモデルはシビルウォーと呼ばれています。

オリジナルモデル同様のゲインレンジ、そして豊かなローエンドを持つその特性は、リードではスムースに、コードは高い圧の迫力のある歪みを作ることができます。
シビルウォー期のビッグマフは、デヴィッド・ギルモアの使用でも知られており、様々なスタイルのロックに最適なトーンを作ります。

Stomp Under Foot Civil WarはオリジナルNOSロシアントランジスタを使用し、当時のサウンドを今に甦らせます。

Stomp Under Foot Green Russianは、Sovtekで製作された、バブルフォントのロシアン、アーミーグリーンビッグマフからインスパイアを受け、完成したファズペダルです。

ベース用ファズとしても人気のオリジナルアーミーグリーン同様、フルボディのボトムエンドと、ザラっとした質感が心地よい歪みをそのまま再現。Black KeysやSonic Youthをはじめ、世界の多くのアーティストが愛したあの音色がコンパクトペダルで甦ります。

Green Russianは、本物のアーミーグリーンモデルと同じ、オリジナルNOSロシアントランジスタを使用しています。

3機種の内部を並べてみると、そこには一見では分からない違いがあります。

というのも、ただ見ただけでは違いが分かりません。どれもビッグマフですから当たり前ですが、回路が同じです。トランジスタは違いますね。

しかし、音を出せばその違いは歴然。百聞は一見にしかずと言いますが、何度も見て抵抗値を測るよりも、一度聞けばわかる。多数のビッグマフを研究してきたからこそ、こんなことが可能なんですね。

似た音を作ることも出来ますが、それぞれのキャラクターをしっかりと持ったヴィンテージマフ再現ペダルです。ぜひともその違いをご体感いただければと思います。