Decibel Eleven / Pedal Palette

Decibel Eleven / Pedal Palette

デシベルイレブン / ペダルパレット

 

 

Pedal Paletteは、アナログエフェクトループを搭載したプログラマブルスイッチャーで、瞬時にペダルの入れ替えやパラレルミックスを実現した、唯一にして最初のモデルです。

エフェクターのルーティングや順序を高い自由度で組み合わせ、さらにそれらを128種類までプログラムすることで、足下にあるペダルで全く新しい音を作ることができます。

さらに、Tailsコントロールによって、ディレイやリバーブの残響を残しながらループをOFFにすることができ、どんなペダルでもシームレスなディレイ/リバーブサウンドが得られます。

 

特徴

・トゥルーリレーバイパスの4ペダルエフェクトループ

・ペダルの接続順を瞬時に切替可能

・全てのエフェクトループにパラレルミックスバスを搭載

・Tailsコントロール:ディレイ/リバーブの残響がスイッチOFF時にも続きます

・フルアナログシグナルパス

・クラスAディスクリートインプットバッファを使用可能

・最大128種類のプリセットを設定可能

・MIDIによるプリセット選択にも対応

・9~12Vアダプターで駆動

・消費電流量:300mA

・サイズ(W × D × H):33.5×12.7×4.0cm

・重量:1.3kg

 

 

 

●Pedal Paletteの機能

・トゥルーバイパス

パッシブギターのピックアップは出力が低く、インピーダンスが高いものです。これは、特に複数のエフェクターを接続すると、全てのケーブルとの接続などにより、簡単に高域が減衰してしまうことを意味します。

エフェクトペダルには、ペダルをOFFにした場合にも回路がアクティブになっていることがあります。このデザインはスイッチングノイズを解消しますが、このバイパス回路は、高周波の歪みと小さなヘッドルームにより音色やダイナミクスレンジに影響を与えてしまうことがあります。また、一部のペダルではバイパス時にもエフェクト回路と接続されたままになっていることがあります。

こういったエフェクトの小さな減衰が重なると、結果的に音が大きく変わってしまうことがあります。

トゥルーバイパスのペダルは、ギターの信号と回路を完全に切断し、バイパス時には入力信号をそのまま出力します。この方式は、最も純粋なシグナルパスと言えます。

しかし、エフェクターを全てトゥルーバイパスにしても、まだケーブルやコネクタ、スイッチによる信号の減衰の可能性が消えることはありません。

Pedal Paletteは、トゥルーバイパスのスイッチャーです。これは、必要なエフェクトを全て接続していたとしても、バイパス時にパッチケーブルや多くのエフェクターの接点を通ることが無く、またエフェクトを使う際にも、必要なエフェクトのケーブルや接点しか通らないという利点があります。

特に、インプットバッファとTailsスイッチ、そして全てのエフェクトループがOFFの時、Pedal Paletteは入力から出力までを最短距離で直接結びます。

Pedal Paletteでは、直線的なバイパスを実現するため、リレースイッチを採用しました。リレースイッチはメカニカルスイッチの一種ですので、構造上、多くのトゥルーバイパススイッチ同様、スイッチング時に多少のノイズが出る場合があります。

 

・直列接続

ギターエフェクトペダルは、一般的にシリーズ、つまり直列で接続されます。

 

 

 

この接続はシンプルで、分かりやすいシグナルパスです。しかし、シリーズ接続ではどうしても出来ることが限られてしまいます。例えば、こうして接続されたエフェクターは固定され、順序を変えることはできません。そして、これらのエフェクトをブレンドしたりミックスしたりすることもできません。

デジタルマルチエフェクターならば、より複雑で柔軟なルーティングやミックスができるものもあります。そして、その自由度だけのために、レコーディングの現場ではマルチエフェクターが使われることもあります。

しかし、Pedal Paletteを使えば、手元にあるお気に入りのコンパクトエフェクターを、アナログルーティングで自在にミックスしたり入れ替えたりすることができます。

 

・順序の入れ替え

通常、エフェクターの接続は様々な試行錯誤を重ねて完成するものです。しかし、ペダルを入れ替えられることが出来れば、その何倍もの音をもっと少ない労力で手に入れることができます。Pedal Paletteは、エフェクトの順序を即座に入れ替えられます。そして、エフェクトの順序を入れ替えると、音は大きく変わります。特に、歪みやワウ、EQのような音を大きく変えるエフェクトでの効果は絶大です。そして、この順序を入れ替えることは必要なトーンを探すことにも役立ち、また音作りの幅を飛躍的に広げることができます。

SWAPと書かれている、本体上段のフットスイッチで、エフェクトの順序を入れ替えます。右側のフットスイッチでLoop1と2、左側のフットスイッチでLoop3と4、そして中央のフットスイッチでLoop1/2と3/4を入れ替えることができます。直感的なコントロールで、多彩な順序の組み合わせを設定できます。イエローのSWAP LEDにより、現在のループの順序が視覚的に分かります。

 

 

 

・パラレルミックスバス

パラレルミックスは、多くの現場で必要な音作りに、長年使われてきた技術の1つです。リバーブやディレイペダルの内部でもパラレルミックスが行われています。ディレイやリバーブのようなペダルでは、インプットシグナル(ドライ)とエフェクトシグナル(ウェット)をミックスしていて、一部のペダルではドライをデジタル化し、またアナログに戻す前にミックスを行っています。このミックスでドライとウェットの割合を調整するのが、よくMixやBlend等のノブです。

Pedal Paletteのパラレルミックスバスは、こういったペダルのミックスと似たように動作します。Pedal Paletteは複数のエフェクトを接続できるため、インプットシグナルがそのままドライになるとは限りませんが、ループのReturnに入った音をドライとしてパラレルミックスを行うことができます。

 

・パラレルモードのセッティング

パラレルループを設定するには、MODEスイッチをPARALLELの位置にします。一度パラレルに設定すれば、ループから出力されるSendシグナルが分岐し、次のループのSendからも出力されます。そして、PARALLELと設定したループのReturnシグナルはパラレルミックスバスとして、最終段のミキサーへと送られます。

 

 

 

・LevelとPhase

ループをPARALLELに設定した場合、2つのコントロールでブレンドを調整できます。

LEVELコントロールは、ミックスされるエフェクトリターンの音量を調整し、PHASEはエフェクトリターンの位相を切り替えます。一部のエフェクトペダルは、インプットとアウトプットで位相が逆転しています。そういったペダルにより、ミックス時の位相が逆転している場合、PHASEスイッチをINVERTポジションにしておく必要があります。これらはペダルの組み合わせにより変わることがありますので、実際にご使用になる際に、PHASEスイッチはどちらのポジションの方が音が太くなるか確認してから設定してください。確認の方法は、LEVELコントロールを右にまわせば回すほどエフェクトの効果が弱くなる場合、位相が逆転しています。

 

●パラレルリバーブ/ディレイ

Pedal Paletteのパラレルモードは、特にディレイやリバーブエフェクトに大きなアドバンテージがあります。

・ギターのダイレクトトーンはアナログのまま維持されます。つまり、ドライサウンドがペダルに一切加工されることがありません。どんなペダルを使っても、いったんデジタルに変換された後アナログに戻ることもなければ、ディレイやリバーブペダル内でリミキシングされることもありません。

・ディレイやリバーブ、エコーを自然に減衰させることができます。後述のTailsコントロールによって、ディレイやリバーブをOFFにした後も残響音を残すことができます。OFF時に残響音が不自然にカットされることなく、残響音は自然にフェードアウトします。

・複数のディレイやリバーブに、同じ信号を出力できます。これはレコーディングでは一般的な手法ですが、直列に接続したエフェクターでは、必ず前につないだエフェクトの信号を通るため、不可能です。Pedal Paletteなら、複数のディレイやリバーブに同じ信号を出力し、エフェクトを通ったウェットシグナルとPedal Paletteのドライシグナルをパラレルミックスバスでミックスできます。

 

※Pedal PaletteのPARALLELモードで、ディレイやリバーブを使用する際は、ディレイやリバーブペダルのBlendやMix、E.LevelやDelay等のエフェクトとドライのバランスを調整するコントロールは最大に設定してください。もし、ペダルにウェットのみを出力(キルドライ)できる機能があるなら、その機能を使うことで、Pedal Paletteのドライシグナルとエフェクトペダルのウェットシグナルをバランスよく組み合わせることができます。

 

●クリエイティブなパラレルミックスの使い方

パラレルエフェクトミックスは、レコーディングスタジオでは独特な音を作るため、どんなエフェクトにも手広く使われています。こういった使い方の多くは、ギターエフェクトペダルとPedal Paletteでも行うことができます。例えば、コーラスやフランジャーのIntensityはパラレルミックスのドライとウェットのバランスで調整できます。コンプレッサーを強く掛け、ドライサウンドをパラレルミックスすればより太い音が得られます。同様に、歪みペダルをパラレルミックスすればよりダイナミックなサウンドとなります。

さらに、エフェクトの順序入れ替えを組み合わせれば、パラレルミックスバスはまた新たな音を作ることができます。通常、ディレイのようなパラレルミックスエフェクトは最後に接続することが多いですが、それではその前に直列でつながれたエフェクトの影響を受けてしまいます。Pedal Paletteで順序を入れ替えれば、ディレイにはクリーンな信号を供給し、同時に直列のエフェクトにもそのままの信号を供給する、デュアルシグナルパスを実現します。そして直列のエフェクトとディレイの出力はパラレルミックスバスでミックスされます。他にも、様々な接続方法を実現できます。

 

 

 

●Tailsコントロール

リバーブやディレイペダルを使っているとき、ペダルをOFFにした後も残響音を残したいことがあります。そういった機能を個別に持ったペダルもありますが、トゥルーバイパスのペダルはペダルをOFFにすると即座に残響もカットしてしまいます。しかし、Pedal PaletteのTailsコントロールを使うことで、ループをOFFにしてペダルへの信号がカットされても、ペダルからの出力をミックスバスで受けることができます。これはディレイやリバーブには非常に有用ですが、パラレルミックスバスに残響のないエフェクトを使っている場合、ノイズが入ることもあります。そこでPedal Paletteではそれぞれのエフェクトループに、個別にTailsのON/OFFができるようにしました。

 

・個別のTailsコントロール

各ループごとのTailsコントロールは、SETTINGSモードでおこないます。SETTINGSモードに入るには、SWAP 1-2フットスイッチとSWAP 3-4フットスイッチを同時に押します。ディスプレイにはSEと表示されます。SETTINGSモードでTailsコントロールを設定するには、AフットスイッチでディスプレイにtLと表示されるまで選択します。すると、現在Tailsが有効になっているループのLEDが赤く点灯します。各ループのフットスイッチで、Tailsを有効とするかどうかを選択します。有効の場合はLEDが点灯、無効の場合は消灯しています。

セッティングを終了するには、STORE/EDITボタンを押してSETTINGSモードのメインメニューに戻り、もう一度STORE/EDITボタンを押せばオペレーティングモードに戻ります。

 

・マスターTailsスイッチ

トップパネルのTAILSスイッチは、Tailsコントロールのマスタースイッチです。TAILSスイッチをINに設定し、PARALLELモードが有効なループが1つでもあれば、ミックスバスは常時アクティブとなります。スイッチをOUTに設定すれば、PARALLELモードに設定されたループが有効になった時だけ、ミックスバスがアクティブとなり、PARALLELモードに設定されたループがどれもバイパスのとき、ミックスバスもバイパスされます。

 

●バッファ

Pedal Paletteは、インプットBUFFERスイッチとTAILSスイッチがOUTに設定されていれば、全てのループをOFFにするとトゥルーバイパスとなります。しかし、バッファを使う必要がある設定もあります。例えばパラレルミックス時やループがONになっている場合などです。Pedal Paletteでは、そういったバッファが必要な場合、直列のシグナルパスにはクラスA、ディスクリートの低歪みバッファ回路を使います。パラレルミックスバスには、ハイクオリティでローノイズなOpamp回路を使い、最大限のヘッドルームと低歪みを実現。

BUFFERスイッチで設定できるインプットバッファは、JFETインプットのディスクリート、低歪みのバッファを用います。これはギターピックアップのようなハイインピーダンスのシグナルソースをローインピーダンスに変換することができます。容量性負荷の影響を排除し、長いケーブルにより起こることのあるノイズの可能性を抑えることができます。

BUFFERスイッチがOUTポジションで、LOOP1がアクティブとなっていて、LOOP1がループの先頭になっている場合、Pedal PaletteのインプットはそのままLOOP1のSendに接続されます。これは、一部のファズペダル等、ギターから直接接続することを前提としたペダルに有効です。このダイレクトコネクションはLOOP1のみです。LOOP2~4は、どの接続順においてもON時にはクラスAディスクリートバッファがかかります。

 

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